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変形性股関節症について

変形性股関節症では、股関節の関節の軟骨が変形や磨耗を起こして、関節の骨硬化や骨棘などにより痛みが生じます。

また日常生活にも支障をきたす可能性も高く、ちょっとした動作や歩行によってひどい苦痛を感じることもあります。

主な痛みの部位は、股関節痛や殿部痛、背部痛などで、股関節の可動域が制限され、歩行の仕方にも異常が見られます。

治療法は、まず保存的療法を適用し、薬物療法や、筋肉トレーニング、肥満の解消などのリハビリを主に用います。

ボルタレンという非ステロイド消炎鎮痛薬は、特に急性期に用いられます。多用すると胃部不快感や浮腫、発疹や消化管潰瘍、再生不良性貧血や急性腎不全などの様々な副作用が起こります。

保存療法の基本は、抜本的な日常生活の改善です。平均体重を大きく上回っている状態には特に注意し、栄養分のバランスを考えた減食が勧められます。

また股関節にかかる負担はできるだけ軽減させて、周囲の筋力を鍛えることを両立させなければなりません。中臀筋と呼ばれるお尻の筋肉が最も大切です。体重はほぼ毎日チェックするような習慣性の意識が大切です。

また症状が悪化すると、人工関節置換術や寛骨回転骨切り術、骨盤骨切り術や大腿骨骨切り術などの手術をします。

人工関節にはコバルトクロム合金やチタン合金、ポリエチレンなどの種類があり、いずれも耐久性が強く、丈夫です。人体に害がないものを優先して選択します。

骨セメント方式や、スクリューを使用した固定術などを使用します。その寿命としては20年程度は充分に有用で、高齢者の方にとっては特に交換の必要性がなく、進められる術式と言えます。

術後のリハビリでは、臀部や股関節周りのトレーニングとストレッチング、杖などを使用した歩行訓練などが主なメニューです。

病院によってはリハビリ施設を完備していますので、理学療法士の効果的なアドバイスを利用できます。運動量を徐々に増加させていき、無理なメニューを制限することができます。