メニエール病を完治する会 » 歩行を取り戻すために

歩行を取り戻すために

変形性膝関節症で歩くことができないほど痛みが大きい、という場合、その方の変形性膝関節症は症状がかなり進行してしまっています。レントゲンで見ると、恐らく膝の上下の関節の隙間がほとんど無い状態で、歩くたびに関節同士がこすれあったり、ぶつかったりしている場合が常です。

またこの場合、痛みは膝の内側からくる場合がほとんどです。変形性膝関節症を持つ方にとって最大のデメリットは、やはり歩行がままならなくなることです。

膝に負担のかかること、例えば重いものを持ったり、正座をしたりできなくなる、という程度であれば仕事を継続することも可能ですが、歩くこと自体ができなければ日常生活もほとんどうまく行かなくなってしまいます。

ではこの状態から一刻も早く改善させるにはどうすればいいか、といえば、やはり充分にリハビリを行うことが大切です。

サポーターをして歩行を補助することがよく試行されますが、これはこれで変形性膝関節症の改善効果は絶大です。サポーターやテーピングなどにより、膝への負担を軽減するために大切な大腿四頭筋をサポートして、膝関節の動作を安定化させることができ、肌に密着させたサポーターはその大腿四頭筋の代替となってよく機能します。

しかし、これだけでは一向に症状は改善せず、かえって筋肉は衰えてしまうばかりです。サポーターを常用して仕事に復帰する、という場合は特に筋肉へのケアを怠ってしまい、変形性膝関節症治療の進行を妨げて、あげくの果ては杖なども用いるようになると、変形性膝関節症の治療に必要な時間をますます延ばしていってしまいます。

リハビリではよく水中での運動が変形性膝関節症に効果が高いと言われます。単純に水中歩行から始めるのもよいアイデイアです。

浮力によって体重による負荷が膝にかからない分、丹念に膝をかばいながら効果的に筋肉を鍛えていくことができます。

変形性膝関節症で歩くことが出来ない、また急性期のひどい痛みである、という場合はリハビリも厳禁ですが、慢性化して痛みが無い、または痛みがあっても程度は知れている、という場合は進んでリハビリをするべきです。